パナソニック エナジーは100年にわたり、「エナジー」を通して社会課題の解決に取り組んできました。「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現」をミッションとして掲げ、サステナビリティへの取り組みを強化しています。
環境の取り組みに関する考え方
パナソニック エナジーは環境分野において、「脱炭素化の実現」と「循環型社会の実現」の2つを重要課題として掲げ、サステナビリティ(ESG)経営に取り組んでいます。いずれの重要課題においても、環境貢献を最大化し、環境負荷を極小化すべく、7つのKPIと2030年の数値目標を定めています。詳細につきましては、パナソニック エナジーの統合レポートやサステナビリティページをご覧ください。
脱炭素化の実現
人類共通で喫緊の課題である気候変動への対応は、「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現」をミッションとする当社が取り組むべき最大のテーマです。このテーマに対し、車載用リチウムイオン電池をはじめとした製品がエンドユーザに使用される際の「CO₂削減貢献量の拡大」と、原材料の調達から当社工場までの「電池生産時のCO₂排出量の削減」の両面で取り組みます。環境貢献を加速し環境負荷を低減することで当社の提供価値を最大化するべく、ステークホルダーの皆さまと協働しながらグループ一丸で臨んでいます。
循環型社会の実現
地球上の限りある資源を持続可能な形で利用し次の世代に手渡していくことは、事業に多くの天然資源を利用する当社にとって欠くことのできない取り組みだと捉えています。パナソニック エナジーは、今日生まれた子供たちの未来のために、「再資源化の拡大」により新規の天然資源の消費を抑え、「廃棄物の抑制」により環境への負荷を低減しています。加えて材料の生産や製品の廃棄などに係るCO₂排出量削減の観点からも、これらの取り組みを「脱炭素化の実現」と一体で前進させていきます。