電力スマートメーターに適したコイン形リチウム一次電池
●電力スマートメーターの普及とその役割
●電力スマートメーター向けに最適な電池のお役立ち情報を掲載!
ホワイトペーパーをこちらからダウンロードいただけます。
事前に個人情報のお取り扱いについて同意をお願いいたします。
電力スマートメーターの普及が加速する背景
電気・ガス・水道の使用量データをリアルタイムに送受信できるスマートメーターの普及が加速しています。その中でも、近年注目されているのが電力スマートメーターです。一般家庭や企業などの需要家は、電力使用量をいつでも確認できるようになり、無駄な電力消費を把握して節電につなげたり、最適な料金プランを選択することが可能になります。
また、電力事業者には、検針業務の自動化や遠隔でのアンペア制御、迅速な停電箇所の把握などのメリットがあります。さらに、電力スマートメーターの通信網を活用することで、将来的にはガスや水道の共同検針も可能になり、社会全体のインフラコスト削減にもつながります。
電力スマートメーター
スマートメーターによる電力量確認
次世代電力スマートメーターの役割
近年導入が進む次世代電力スマートメーターは、単なる電力量計測器の域を超え、社会インフラを支えるデータプラットフォームへと進化しています。現行の電力スマートメーターは30分間隔でデータを送受信していますが、次世代機ではより短い間隔での送受信が可能になります。これにより、計測値をよりリアルタイムに取得・活用でき、非化石証書に時間情報(タイムスタンプ)を付与できるようになります。また、各家庭の電力使用量や地域全体の需給バランスをリアルタイムで把握できるため、電力不足時には節電を、余剰電力がある場合には利用を促すデマンドレスポンス(DR)の実施が可能になります。DRは、再生可能エネルギーの有効活用を促進し、今後拡大が見込まれる仮想発電所(VPP)の実現において重要な手段です。
CO₂削減の取り組みの一環として、GHGプロトコルを参照するSBTiの枠組みの中でアワリーマッチングが注目されています。その実現に必要な時間単位の需要データの取得において、電力スマートメーターは重要な役割を果たします。
電力スマートメーター向けコイン形一次電池の要件
電力スマートメーターは通常、電力網から電源供給を受けて動作しますが、停電発生を即座に通知するLast Gasp機能の実行やメーター内部で処理中のデータを保持するためのバックアップ電源、電力使用量の改ざん・盗電を検知するTamper機能の実行には一次電池が使用されています。
Last Gasp機能などの通信駆動やデータの長期バックアップには、主に円筒形一次電池が使用されています。一方、内部時計(リアルタイムクロック:RTC)の時刻データ保持など、微小電流でのバックアップ用途では、コイン形一次電池が円筒形一次電池と併用されることがあります。新興国で需要の高いローコストかつシンプルな設計の電力スマートメーターでは、コイン形一次電池のみが使用されるケースもあります。
電力スマートメーターに使用されるコイン形一次電池に求められる要件は以下の通りです。
・長期信頼性
電力スマートメーターの耐用年数は一般的に10年~15年です。そのため、電池には長期にわたり停電時のバックアップ用途としての機能を維持できる信頼性が求められます。
・電圧安定性
電力スマートメーターにおいて電源の電圧低下は、通信処理の中断や一時的な接続不良が生じる可能性があります。安定した機器の稼働のためには、長期にわたり安定した電圧を供給できる電池が必要です。
・幅広い温度対応
電力スマートメーターは屋外など過酷な環境に設置されることが多いため、高温から低温まで幅広い温度環境に対応し、長期間安心して使用できる電池が望ましいです。
パナソニック エナジーの電力スマートメーター向け電池
パナソニック エナジーでは、長期間安定して電力供給できるコイン形リチウム一次電池を豊富にラインアップしています。標準的なCR系コイン形電池に加え、低自己放電と平坦な放電カーブ特性を持つBR系コイン形電池も取り揃えています。
電力スマートメーター向けコイン形一次電池
長期間にわたる安定した電圧供給
電力スマートメーターのRTCには、正常に動作するための最低動作電圧が定められています。この電圧を下回るとRTCは正常に動作しなくなり、時刻情報のリセットが必要になることがあります。
この続きはこちらよりダウンロードいただけます。
事前に個人情報のお取り扱いについて同意をお願いいたします。